ファーマンサティスファイドエナジー(HSE)は人間の幸福に不可欠なものだ。しかし、人間関係が複雑な昨今、いとも簡単にすり減らしてしまうのも事実。例えば、逆ギレとか、校長先生の長い話とか。ガチャで⭐️4しか出てこないというのもどうしても避けられない問題だ。しかし、上げるとなるとかなり難しい。ファミコンでラスボスを倒しても効果は一時的。せっかくピーチ姫を助けても「ありがとうマリオ！お礼に新しいステージを用意するわ！」てなわけだ。
しかし、このHSEが標準値を超えるとなんと！常に少しニコニコ。接するみんなを幸せにするというおまけ付きなのだ。
HSEを無条件で上昇させるドリンクの開発に勤しむ毎日である。

おまえに完璧な健康を授けよう。ただし、それには条件がある。今後、一切、ごはん、パン、パスタ、ラーメン、うどん、を食べてはならない。食費も今までの倍にはねあがることになる。さあ、わが同士となり、若々しく、スマートな健康的生活を心ゆくまで楽しむがよい。

タスケン・チャーミーはケンチャナヨ王国からやってきた。「アイムソーリーヒゲソーリー♪」
ケンチャナヨ王国では寒いダジャレを言うことが挨拶の基本であり、寒ければ寒いほど友好の証とされていた。
しかし、ここは日本。次第に彼は仲間から浮いていった。
そんなある日。孤独に耐えかねたタスケンは、額の絆創膏をべりっ剥がし、「肉」の字を丸出して泣きながら家を飛び出した。夜の闇をひたすら泣きながら街を駆け抜けて海に来た。月明かりに照らされた「肉」の文字。すると「おーい！」と声がする。走り寄ってきたのは真向かいに住むぺぺではないか。「ぺぺ…」「タスケンさん！」
ビリッ！ぺぺが額の絆創膏を剥がすと、「中」の文字が！
「へのつっぱりは！？」「いらんですよ！！」「おー言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい自信だ！」「誰？？」       つづく。

上手に結ぶのは難しいのに、ほどくのは簡単。結んだつもりがほどいていたり、緩めたつもりが締めてたり。
たしかにめんどくさくて一生懸命結んでも簡単にほどけたり、もういいやってなること多いけど。
ほどけてもまた結べばいいし。

へーい！たまには一人で、寂しく深く考えてみてよ！
空気ばっか読んでたら空気になっちゃうよ！
自分の名前も忘れちゃったんじゃない？
この道の始まりをよくよく思い出せ！己を知れ！
ファイヤーマンは強い！でも優しい！
その心の火を消すな！みんながおまえを悪く言っても俺はいつも味方だぜ！